乳歯の生え変わり Blog
乳歯は乳白色で永久歯は黄色味を帯びています。大きさも一回り乳歯のほうが小さく
乳歯や生えたての歯はとても虫歯になりやすいのでより注意が必要です。
虫歯予防にとても有効なのはフッ素塗布やシーラントです。
フッ素を塗ることにより歯の質を強くし虫歯になりにくくなります。
歯磨き粉もフッ素が入っているものが良いでしょう!
シーラントとは、奥歯などの歯の溝に汚れが溜まらないようにプラスチックの樹脂でその溝を埋める処置になります。食事などをすることでプラスチックの樹脂が取れることもありますが、定期検診でチェックしてもらい再度埋め直すこともできます。
歯の生え変わりについては個人差があり、生え変わりが早い子もいれば遅い子もいます。
永久歯(大人の歯)が生えてくる順番の目安は、以下の通りです。
①5~6歳ごろに下の前歯(下顎前歯)、奥歯(第一大臼歯.6歳臼歯ともいう)
②7~8歳ごろに上の前歯(上顎前歯)
③9~10歳ごろに糸切り歯(犬歯)
④9~11歳ごろに前から4番目の歯(第一小臼歯)
⑤10~15歳ごろに前から5番目の歯(第二小臼歯)
⑥12~14歳ごろに前から7番目の歯(第二大臼歯)
8番目の歯(親知らず)がある場合はその後生えてくることもあります。
乳歯は全部で10本、永久歯は全部で28本で親知らずを4本合わせて32本です。
生え変わりの際に、乳歯が抜けていないのに永久歯が生えてくる事ことがあります。
その場合永久歯が本来生えてくるスペースが足りず、横から出てきたりする場合には歯科医院で見てもらう必要があります。
永久歯が抜けたのに乳歯がでてこず、ご不安な場合はレントゲンで確認することもできます。
最近では顎が小さい子が多く、永久歯に生え変わる際十分なスペースが確保できでいない子がとても多く見られます。しんくら歯科医院では顎骨発達を促進するトレーニングや装置を使ってスペースを確保させる矯正も行っています。気になる方はスタッフまでお伝えください。