乳歯と永久歯について Blog
皆さん、乳歯と永久歯の違いについてご存知ですか?歯には、食べ物を噛むだけではなく、顎の成長を助けたり、顔の形を整えたり発音を助けたりと、様々な役割があります。このような役割については乳歯も永久歯もほとんど同じですが、本数や色などについてはそれぞれに違いがあります。今回は、そんな乳歯と永久歯の違いについて詳しくお話ししていきます。
まずは、「乳歯と永久歯の本数について」お話をします。乳歯は全部で20本生えますが、永久歯は親知らずも含めると最大で32本生えます。乳歯が生えてくる時期や順番には個人差があります。
続いて、「乳歯と永久歯の色の特徴について」お話をします。
色の特徴も、乳歯は白っぽい色なのに対して、永久歯は黄色っぽいクリーム色をしています。患者さんのなかにはお子さんの歯の色が心配になり来院される方もいらっしゃいますがほとんどのケースが色の違いや着色なのでご心配はいりません。しかし、歯をぶつけて変色したり、他の歯と比べて色が違ったりするなど、気になるようであればいつでもスタッフにご相談ください。
最後に、「乳歯と永久歯の大きさ・むし歯の特徴」についてお話をします。
歯の大きさは前から5番目以外、乳歯より永久歯のほうが大きくなっています。また、乳歯はやわらかく、酸にやられやすいため、永久歯よりもむし歯になるリスクが高くなっています。そのため、定期的に歯医者に通って診てもらうことや、フッ素やシーラントで予防することが重要です。
乳歯と永久歯について何かご不明点などございましたら、遠慮なくスタッフにお尋ねください。