床矯正が壊れる原因 Blog
➀装置の付け外し時の取り扱いが原因
床矯正は着脱が出来る矯正です。良い面がある中、装置の着脱はお子さんご自身で
行ってもらうので、間違った着脱を繰り返すと装置についているバネが折れてきます。
間違った着脱とは、片手で装置を外す、上・下の装置を同時に噛みながらはめる等の
行為です。
また、下顎の装置では、舌で装置を外し、噛んで装置をはめて遊ぶことを
繰り返すお子様もおられます。そうすると、必ずバネが折れてしまいます。
丁寧に取り扱えば簡単に壊れるものではありませんのでご安心ください。
➁装置の劣化が原因
装置はプラスチックでできています。作ってから半年以上すぎると劣化が起こります。
床を広げるネジが緩くなってきたり、床が割れてきたりします。
そのため装置の試用期間は半年と考えてください。
➂歯ぎしりが原因
寝ているときの歯ぎしりが原因で装置のバネが折れてしまうことがあります。
歯ぎしりがある場合は、装置を作る前に必ず歯科医師にご相談をお願いいたし
ます。
➃ペットが原因
家の中で装置の扱いがぞんざいになってしまい、むき出しのまま置いたり
することで、ペットに噛まれてしまう場合があります。
たとえ装置をケースにしまっていたとしても、ペットがケースから装置を
出して、噛んでしまうこともあります。また、ペットだけでなく、人間が
踏んだり装置が落ちたりして壊れてしまう場合もあるので、装置の置く
場所や保管には十分に気を付けてください。
万が一装置が壊れてしまっても多くの場合は修理することが可能なので、
ご安心ください。
ただし、装置をお預かりする間矯正がストップすることになるので矯正期間が
長くなってしまいます。
装置が壊れないよう私たちも装置調整時に確認していきますが、装置の取り扱いについてはご家庭での注意が必須になりますので、ご協力をお願いいたします。