矯正中の歯磨きについて Blog
しんくら歯科医院での矯正には、いくつかの種類があります。
★ パナシールド
★ プレオルソ
★ 床矯正
★ インビザライン
☆ ブラケット矯正 等
(★…取り外しができる矯正 ☆…取り外しができない矯正)
まず取り外しができる矯正(★)の洗浄の方法についてお伝えします。
洗浄方法としては、歯磨き粉がついてない歯ブラシで汚れを落としていただくようになります。歯磨き粉がついていると歯磨き粉の中に入っている研磨剤により、細かい傷が入ってしまったりしてしまいます。着色や歯石、臭いが気になる場合は矯正クリーンという洗浄剤で綺麗に洗浄しましょう。矯正装置を清潔に保つためにも1日2回使用することをお勧めしています。
⇒ 矯正クリーンの使用方法
- 70~100㏄の水かぬるま湯をコップに入れ矯正クリーンを1袋入れます。
- 矯正装置を入れ約30分つけておきます
- 洗浄後は歯ブラシなどを使い流水でよく洗い流してください
※眼鏡用超音波洗浄機を使用するとより汚れを落とすことができます。
取り外しができない矯正(☆)では一度装着すると長期間その状態が続くことが多くなります。その箇所は非常に磨きづらく、汚れもたまりやすくなります。そのためいつも以上に丁寧に磨くことが重要になってきます。歯並びをより良くするために矯正を頑張っているのに汚れがたまり、虫歯や歯周病などが進行してしまってはいけません。
最初のうちは鏡を見ながら歯磨きをしましょう!
磨けていると思っていてもブラケットはデコボコしていて汚れがたまりがちになります。
磨き残しがたまりやすい場所として挙げられるのは、次の3ヶ所です。
- 歯と歯茎の境
2.矯正器具の周り
3.歯と歯の間やワイヤーの下
横磨きで磨くだけだと磨き残しが多くなるため、斜め上45度や斜め下45度にも歯ブラシを当てる必要があります。また普通の歯ブラシだけでは磨き残しが多くなる恐れがあるため、ヘッドが小さいワンタフトブラシなどの使用をお勧めしています。
歯と歯の間は歯間ブラシを使用しましょう。サイズの合わないものを使用すると歯茎を傷つけてしまうのでサイズが分からなければ担当衛生士さんに聞いてみてください。ワイヤーにくぐらせ歯と歯の間にフロスを通す事も効果的です。
どこに汚れが残っているかよくわからない場合は、染出しをしてもらうと良いでしょう!
気を付けるポイントはいくつかありますが虫歯、歯周病予防にはホームケアがとても大切になります。頑張って歯磨きをしていきましょう!